「コーヒーナップ」って聞いたことありますか?
コーヒーナップ (coffee nap)とは、
コーヒー(coffee)を飲んで昼寝 (nap)をすることです。
眠くなったら眠気覚ましに、コーヒーを飲んだり、仮眠を取ったりしますね。
コーヒーナップは、コーヒーと昼寝の良いところを組み合わせた方法です。
コーヒーナップとは?
コーヒーナップは、コーヒーを飲んで、15~20分仮眠を取ることです。
眠い時、コーヒーを飲んだり、昼寝をするだけより、
もっと効果的なのが、コーヒーナップです。
コーヒーは、眠い時に、眠気覚ましに飲むのに、
コーヒーを飲んで昼寝をすると言われても、
どういうこと?!と腑に落ちないかもしれません。
まず、カフェインの入っているコーヒーを飲んで寝れるのか疑問ですよね。
コーヒーナップは、コーヒーのカフェインと昼寝のメカニズムによって
驚くべき効果があるんです。
脳内のアデノシンという物質が、アデノシン受容体とくっつくことで
疲労や眠気を引き寄せるのですが、アデノシンは寝ることで除去できます。
また、カフェインはこのアデノシンを抑制する効果があります。
実は、コーヒーを飲んで、カフェインが脳に到達するのに、
15~20分くらいかかるそうです。
カフェインは、一旦、腸に吸収されてから、血液を通って脳へ届くそうです。
この脳へ届くまでの15~20分の間に昼寝をすることで、アデノシンを減らし、
なおかつ、起きる頃にカフェインの効果が出るので、頭がすっきりするということです。
「アデノシン」 + 「アデノシン受容体」 = 眠い
「カフェイン」 + 「アデノシン受容体」 = 眠くない
コーヒーを先に飲んで、昼寝をすることによって、先にアデノシンが減ります。
15~20分後に、アデノシンの代わりにカフェインと
アデノシン受容体がくっつくので眠くないというメカニズムです。
コーヒーナップの方法
①コーヒーは一気に飲む
※コーヒーはカフェイン入りのブラックで、200ml飲むのがお勧めです。
※時間をかけて飲むと、時間差ができるので、ダメです。
②飲んだらすぐに寝ること
※眠れなくても目を閉じて下さい。
③15~20分後には必ず起きること
※20分以上寝ると、深い睡眠になるのでよりよい効果が得られません。
アラームをセットして必ず15~20分で起きて下さい。
コーヒーナップの効果
・集中力が高まる
・頭がすっきりする
・記憶力が上がる
・作業がはかどる
・頭が冴えて気分が高揚する
まとめ
コーヒーナップってすごいですね。
お昼寝をする前に、コーヒーを飲んで寝るだけで、
こんなに効果が変わってくるなんて不思議ですね。
お昼休みなどに、ちょうどいいかもしれません。
コーヒーナップを実践して、午後からの仕事をバリバリこなしてください。
日頃、寝不足の方も、お昼休みや休憩時間を利用して試してみて下さい。
コメント