毎年、家で梅干しを作っています。
自分の家で食べるものと、親類や友達に少しあげれるくらいの量なので、
そんなに多くはないのですが。
今年は、お天気の関係で、梅干し用の梅が、なかなか手に入りませんでした。
近くの農産市にも何件か行ってみたし、
いろいろなところに行って探したのですが、見つからなくて。
聞くところによると、今年は品薄らしいです。(今年の6月の話です)
梅干し用の梅は、黄色く熟した、完熟の梅でないとダメだそうです。
青梅(緑色のもの)は梅酒や梅シロップ用だそうです。
青梅はあるけど、完熟の梅がないんです。
かろじて大型スーパーにはあるのですが、とっても高いんですよね。
徳島県吉野川市の美郷村は梅の特産地。特に梅酒が有名です。
毎年、11月には梅酒祭りをしているほどです。
もしかしたら、美郷村に行ったらあるかもしれないと思って、
美郷物産館に行って見ると、ちょうど陳列されたところでした。
久々に納品されたそうで、また次にいつ入ってくるか分からない
とのことだったので、とりあえず、購入しました。
梅干し用としても使えると言われたのですが、青梅(色が緑色)だったので、
そこで買った梅では、梅シロップをつくりました。
【梅干し用の完熟の梅】 ↓
出典:写真AC
【梅酒、梅シロップ用) ↓
出典:写真AC
梅シロップの効果・効能って?
梅シロップには、クエン酸、リンゴ酸、カリウム、
βカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、
ビタミンEなどたくさんの成分があります。
・疲労回復
・美肌効果
・血液の流れをよくする
・お肌のハリとつやを維持する
・整腸作用
・肝臓の機能を高める(二日酔いに効果的)
・ダイエット効果
・血圧を下げる
梅シロップってどうやって作るの?
(材料)
・梅酒・梅シロップ用の青梅(緑色の梅) 1kg
・氷砂糖 1kg
※青梅と氷砂糖は、同量です。甘さは調整してくださいね。
【下ごしらえ】
①まず、青梅のへたについている黒い部分を竹串で取ります。
②取ったら、ボールなどに入れ、軽く洗います。
※少し水につけてアクを抜きます。
③水分が残らないように、きれいに拭き取ります。
④梅シロップを作る瓶を煮沸して、乾かします。
【作り方】
①下ごしらえができたら、梅シロップ用の瓶に、青梅と氷砂糖を交互に入れます。
②そのまま、蓋をしめて密閉し、涼しいところに置いておきます。
③だんだんと、氷砂糖が溶けてきます。
青梅がしわしわになるまで、そのまま置いておきます。
※大体、約1ヵ月くらい置いておきます。
※途中で、蓋をしたまま、青梅と氷砂糖が混ざるように瓶を傾けて混ぜて下さい。
※1日に2~3回くらい混ぜて下さい。
④青梅がしわしわになってきたら、瓶の中の青梅を取り出します。
※シロップの色も透明から、薄い茶色っぽい色に変わってきます。
⑤梅シロップは密閉した容器に移し替え、冷蔵庫で保存してください。
⑥できあがり!
※容器をきれいに殺菌して、密閉して保存しておけば、
冷蔵庫で半年から1年くらいは持ちます。
梅シロップの飲み方は?
梅シロップを、お水で割って飲んでもおいしいのですが、
やっぱり炭酸割りがおいしいです。
【作り方】
①コップに氷を入れます。
②梅シロップを、コップの1/3くらい入れます。
③炭酸水を注ぎます。
④マドラーで混ぜたら、できあがり!
※少し甘いくらいがおいしいです。
青梅の注意点
梅の果実は、すもものような、おいしそうな香りがします。
しかし、青梅は生のままで食べると、毒です。
決して、生のままで食べないでください。
特に、子供さんがいる場合は、細心の注意を払ってくださいね。
私も小さい時に、あまりにもおいしそうな香りがしたので、
すももと間違えて、生のまま食べそうになりました。(汗)
まとめ
今年、久しぶりに梅シロップを作って飲みました。
甘くておいしい!
梅シロップって、こんなにおいしかったっけ?って思いました。
おいしくて、身体にもこんなに良い効果・効能があるなんて。
疲労回復効果があるという梅シロップ。
今の季節には最適ですね。
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